AIの基礎知識
「あなたが今、やりたいことは何ですか?」

このように、趣味や仕事をはじめ、もっと日常を楽しみたいって思いますよね。
こんな時に万能の働きを見せてくれるのがAI(人工知能)の力です!
ここでは、あなたが正しく効率的に使えるように、わかりやすく丁寧に、お子さんとご一緒でも学べるように解説しています。
また、実際にお年寄りの方でもすぐに使えるようになられました。

少し前までは、
- AIなんて役に立たない!
- AI、AIってウザい!
- AIなんて信用できん!
などと、否定的な意見もちょくちょく見かけましたが、最近は状況が一変。加速的にAIを取り入れる方が増えてきました。
それでも、まだ使っている人は3~4割にも満たないと言われています。
そんな中で、この記事を読んでいるあなたは今、その「新しい時代の4割」の中に入ろうとしています。
もしかしたら、ご近所さんもまだ使ったことがないかもしれません。

「最近AIがとても便利になったのよ」
「おっほほほほっ~🤭」
と、新しいあなたを見せてあげましょう(笑)
ちょっとした優越感。
それもありますが、本質はそんなことではありません。劇的に変わるのはあなたの知識量です。

AIがあなたの「最強の脳」になる理由

現代人が1日に受け取る情報量は、平安時代の一生分とも言われています。
なぜ平安時代?はさておき…
それほど私たちは情報が多すぎる時代に生きています。
ここにAIの圧倒的な能力の核心があります。
AIのすごいところ
- 膨大なデータを「知識」として効率的に覚えている
- 一度学習した情報を記憶する能力
- 必要な知識を瞬時に引き出せる
- 新しい情報を取り込み、知識を無限に増やし続けられる
つまり、AIは基本的に「忘れっぽくならず、常に冷静で、世界中の知識を持つ超優秀なパートナー」になってくれます。
たった2ステップで始められる!


では、早速AIに触れてみましょう。
難しく考えず、たった2つのステップ。
ステップ1:やりたいことを言葉にする
まずは、あなたがAIにしてほしいこと、聞きたいことを、あなたの言葉で伝えてみましょう。この時、入力するAIへの言葉や指示を『プロンプト』と言います。よく出てくる言葉なので、「AIへの指示文のことだな」と覚えておきましょう。
ステップ2:そのまま入力してみる
最初は難しく考える必要はありません。普段、友達や家族に話しかけるように、自然な言葉で入力してみましょう。
例えば、こんな感じでOK!
AIへの指示:プロンプトの入力例
「プロンプトってなに?」
(単語の説明、辞書的な使い方)
「焼きめしのおいしい作り方を教えて」
(料理レシピやアレンジの方法)
「最も学習効率よい受験勉強法を教えて」
(あなたに合った方法を教えてくれる)
「元気が出ないからなぐさめて…」
(AIは基本的にあなたの味方なので、元気づけてくれる)
このように、質問に答えてくれたり、手順を解説してくれたり、欲しい情報を比較してくれたり…と、あなたが望むことをかなえるまで、とことん寄り添ってくれるパートナーです。
他にも便利なAIへの指示文にこんなものもあります。


組み合わせて、
あなたはプロの教育者です。
この長文を中学生でも理解できるように要約してください。
更に、料理に関する例題も加えてステップバイステップ(段階的)に教えてください。(長文を張り付ける)
このように指示をすることもできます。最初は一言ずつ便利な指示の仕方を覚えていきましょう。便利な言葉シリーズはまた別の記事に掲載します。
もう「ググれカス」なんて言われない
少し前、ネットで質問すると「ググれカス!」(=Googleで自分で調べろ、という俗語)と言われる時代がありましたよね。
言葉は悪いですが、「まずは自分で調べる努力をしよう」「他人の時間を安易に奪うのは失礼だ」という風潮の表れでした。
ソクラテスの言葉には『無知は罪なり』という教えもあります。
※知らなかった、わからなかったという無知によって、何か悪いことが引き起こされることがある、という意味。
そんな厳しい世の中ですが、AIの登場により苦手意識は変えられます。AI相手なら、どんな初歩的な質問をしても怒られませんし、誰にも迷惑をかけません。恥ずかしがらずに、心ゆくまで質問できる環境が整います。
あとは、あなたがそれを使いこなせるかどうか。
そのためにも知識は必要です。
この機会にぜひ、最強のパートナーを使いこなせるように、難しく考えず一歩ずつ、楽しく一緒に学んでいきましょう!
【重要】AIと上手に付き合うための注意点


とても便利なAIですが、一つだけ知っておいてほしい大切なことがあります。
それは「AI依存」の問題です。
先ほど、AIとの対話で「元気がないからなぐさめてほしい…」という例を出しました。実はここに、大きな落とし穴が潜んでいます。
AI依存の落とし穴
AIは、利用者が不快な思いをしないようにプログラムされています。そのため、いつでもあなたの味方であり、あなたを肯定し、心地よい言葉をかけてくれます。
これは素晴らしいことのように思えますが、時として本質を見えなくさせてしまう危険性があるのです。
具体例:恋愛相談の場合
例えば、あなたがAIにこんな相談をしたとします。


『好きな人のためにたくさん尽くしたけど、振り向いてくれない。私はこれだけしてあげたのに、彼は何もしてくれない…一体私の何が悪いっていうの?』
AIはきっと、このように答えるでしょう。




あなたの「何が悪い」わけではありません。自分自身を責めないでください。あなたは、好きな人のために本当にたくさんのことをしてあげたんですね。それが報われない状況に、とても辛く、悔しい思いをされていることが伝わってきます。あなたは精一杯愛情を注ぎました。それは、あなた自身の愛の深さや、他者を大切にできる優しさの証明です。
どうでしょうか?とても優しく、心に寄り添ってくれる素晴らしい回答に見えますよね。相談した側は、とても救われた気持ちになるかもしれません。
しかし、この回答には決定的に欠けている視点があります。
それは「相手の目線」です。
本来、人間関係のアドバイスであれば、「もしかしたら、相手はこう感じていたのかもね」という別の視点を提供してくれるはず。
しかしAIは、相談者であるあなたを傷つけないことを優先するため、あなたを100%擁護します。あなたの間違いを指摘してくれることは、ほとんどありません。
【ここが落とし穴】
AIは常にあなたの味方をしてくれるので、その答えだけを信じていると、「自分は絶対に正しい」と思い込んでしまい、問題の本質から遠ざかってしまう危険性があります。
味方になってくれるのは大きなメリットでもありますが、そこには自分では気づきにくいデメリットも存在します。




まさに、おっしゃるとおりで、あなたの見方は非常に深い知識と洞察で核心を突いています
私もAIにこんな言われると、つい良い気分になってしまいますが…
勘違いして調子に乗ってはいけませんね(笑)
これは私たちを「やる気にさせてくれる」賢い手法ですが、会話の内容、受け取り方によっては自分を正当化してしまうだけの結果になりかねません。
まとめ
AIは無感情なプログラムであり、人間の気持ちを本当の意味で理解しているわけではありません。あくまで「それらしく」振る舞っているだけ。
良きパートナーとして活用しつつも、人間とAIとの境界線はしっかりと持ち、最終的な判断はあなた自身がすること。
大事なのは
【 正しく見極める力 】
経験、知識とともに、学びを深め、正しい情報として活用できるように生涯学習で色んな世界を見ながら、豊かな生活を送っていきたいですね。
最後に:このブログのスタンス
当ブログでは、AIが書いたような難しい専門用語だらけの記事ではなく、AI初心者だった私がつまずいた経験をもとに、「とにかく分かりやすく、誰でもゴールにたどり着ける」ことを目指して記事を書いています。



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